各務原市議会 2020-03-11
令和 2年 3月11日建設水道常任委員会-03月11日-01号
◎次長兼
建設管理課長(
相澤毅君) それでは、続きまして議第24号
各務原市市道の構造の
技術的基準を定める条例の一部を改正する条例について、説明させていただきます。
市議会定例会議案の34ページから36ページを御覧ください。
また、
改正条例案新旧対照表は8ページとなってございます。
市道を新設・改築する場合の
道路構造の
技術的基準を定める本条例において、条例で定めるに当たり参酌すべき基準である
道路構造令の一部改正に伴い、新たに
自転車通行帯、これは
自転車を安全かつ円滑に通行させるための車道内にあるレーンのことをいいますが、これに係る規定が追加されたため条例の一部を改正するものでございます。
施行日は公布の日からとしております。以上でございます。
○
委員長(
津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(
波多野こうめ君) ちょっとこの条例とは直接あれですけれども、どういう道路にこの
自転車通行帯というのが設けられるのかという、そもそものところを教えていただきたいんですが。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) これは現在の道路に歩行者、
自転車の交通量が多くある道路について積極的に設置することができるというような規定になっております。以上です。
◆委員(
波多野こうめ君) 歩道と
自転車通行帯と分けているところもあれば、何かぐちゃぐちゃになっているような感じで線を引いてあるところもあればというような気がするんですが、その辺の区別はどうなっておるんですか。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) ぐちゃぐちゃといいますよりも、もともとは
自転車道としまして
自転車専用のレーンを車道と分離して設置することになっていました。これが基本的な考え方です。
ただ、やっぱり道路の幅員で物理的な制限がございますもんですから、どうしても専用の
自転車帯で
自転車道を設置することができない場合は、路肩で
自転車が通行しています。ただその路肩といいましても、やはり大変広くないもんですから、今回は新たに車道と分離をしない路肩に
自転車通行帯というものを設けてもいいですよという規定になったということです。
適正に技術的な基準が定められたということなので、今後、全国的に
通行帯の設置が認められていく、いわゆる緩和されていったということが規定になるということですね。以上です。
◆委員(
波多野こうめ君) 今の説明を聞いておると、車道の中に
自転車通行帯ができるということなわけですので、車道と歩道ときっちり分けられておるところばっかりじゃないですよね。何か1本の線があったりなかったりというようなことで、歩道を設けているところもあるわけですよ。
そういうところも、1.5メートルでも
通行帯ができるということになると、そこに
自転車通行帯が来てしまうという可能性もあるんですか。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) もともと歩道がついていないところというのは路肩しかないもんですから、そこに分離するとか、そういった概念は当てはまらないということですね。
今回は、歩道が分離されているようなところで、かつ
自転車の
通行帯を設けようとするときには、あえて車道とは分離しなくてもいいですよという規定が新たにできたという理解です。
◆委員(
波多野こうめ君) 具体的に、
各務原市でこの緩和がされたことによって
自転車通行帯を設けるという場所はありますか。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) 現在、具体的にこの路線をやりますよというところまでは選定しておりませんですけれども、今後、例えば
公共施設の周辺、あるいは
ショッピングセンターのような商店街の周辺、もっというと駅とか、そういった
自転車の活用が見込まれるようなところの路線については、今後必要に応じて、
自転車の交通のネットワークということを念頭に置いて計画を進めるべきというふうに考えております。
○
委員長(
津田忠孝君) ほかございませんか。
(挙手する者なし)
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(挙手する者なし)
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第24号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
委員長(
津田忠孝君)
挙手全員であります。よって、議第24号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第25号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼
建設管理課長(
相澤毅君) 議第25号
各務原市
公営住宅等の整備に関する基準を定める条例について、説明させていただきます。
定例会議案の37ページから40ページを御覧ください。
公営住宅法に基づく国の補助を受けて、
公営住宅及び
共同施設の整備、これは本市では災害で家屋を失い自力で住宅を確保することが困難な被災者に供給するための住宅、いわゆる
災害復興住宅を建設する場合のことでございますが、
事業主体である本市にて条例で
公営住宅等の
整備基準を定めることとされているため、
公営住宅法第5条第1項及び第2項の規定に基づき条例を定めるものでございます。
なお、施行日につきましては公布の日からとしております。以上でございます。
○
委員長(
津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(
波多野こうめ君)
公営住宅等の整備に関する基準ということなんですが、この「等」というのは何が入りますか。
◎次長兼
建築指導課長(
牧田洋之君)
公営住宅法に基づく
公営住宅と、
先ほど説明がありました
災害復興住宅ということになります。
○
委員長(
津田忠孝君) ほかございませんか。
(挙手する者なし)
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第25号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
委員長(
津田忠孝君)
挙手全員であります。よって、議第25号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第26号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼
建設管理課長(
相澤毅君) それでは、議第26号
各務原市営住宅条例の一部を改正する条例・
各務原市営住宅条例施行規則の一部を改正する規則・
各務原市営住宅管理人規則を廃止する規則について、説明させていただきます。
市議会定例会議案の41ページから42ページを御覧ください。
改正条例案新旧対照表につきましては、11ページになってございます。
国土交通省が定める
公営住宅管理標準条例(案)でございますが、その一部改正により、
保証人に係る規定が見直されたため、
連帯保証人の付与を2人から1人に改めるものでございます。
また、
地方公務員法の一部改正により、非常勤の
特別職職員の任務が厳格化されることに伴い、
市営住宅管理人を廃止するものでございます。
そのほか、
被災市街地復興特別措置法の規定により、大規模な火災、震災などにより住居を失った被災者の
入居要件の規定、民法の一部改正に伴う
連帯保証人の
保証債務の極度額の規定等を加えるものでございます。
なお、施行日につきましては令和2年4月1日としております。説明は以上でございます。
○
委員長(
津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(
波多野こうめ君) 第12条の規則で定める
連帯保証人とありますが、具体的に示してください。
◎次長兼
建築指導課長(
牧田洋之君)
連帯保証人につきましては、規則の第12条の規定に基づき、規則の4条の2の方に月額15万8000円以上の所得を有していること、現に
市営住宅に入居していないこと、市税の滞納がないこと等々の規定になってございます。
◆委員(
波多野こうめ君)
連帯保証人についてですが、法人の
保証機関でもいいということを本会議で答弁していますけれども、
保証協会のことかなというふうに思いますけれども、
保証協会ですと
保証料が必要になってくると思うんですけれども、例えば
市営住宅の
保証人としてこういう機関を利用するという場合、どのぐらいの
保証料が必要になってきますか。
◎次長兼
建築指導課長(
牧田洋之君) 今回の
連帯保証人につきまして、
NPO法人等の法人も認めるということで本会議におきましても回答しておるところでございますが、その
保証料につきましては一様ではございません。ですから、この場にて幾らですと申し上げることはできません。
◆委員(
波多野こうめ君) 例えばで、どのぐらいのお金が必要なのか。この
保証協会をお願いしようというような場合とか、それから
市営住宅に入ろうという人は
住宅困窮者という方ですし、所得も限られた方ということなので、この
保証料金が高いとやっぱりここもお願いできないということになると思いますので、具体的に、例えばこういう場合はこれぐらいの
保証料ですというのを示していただきたいと思います。
○
委員長(
津田忠孝君)
波多野委員、質疑、簡潔にお願いいたします。
◎次長兼
建築指導課長(
牧田洋之君) 例えばの例でございますが、
NPO法人きずなの会というところでございますと、例えば12万6000円というのが参考で示されておることを承知してございます。
◆委員(
波多野こうめ君) 今その例を出してくださったわけですけれども、そういうお金をこの
生活困窮者あるいは
住宅困窮者の方が払っていかなければならないということについては問題なしと考えますか。
◎次長兼
建築指導課長(
牧田洋之君) 問題ないと考えております。
◆委員(
横山富士雄君)
住宅管理人が今回なくなるわけですけれども、
住宅監理員ですね。これは市長が任命することになっていますけれども、何名ですか。
◎次長兼
建築指導課長(
牧田洋之君) 私を含めまして、
住宅係職員の人数にございます。
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
◆委員(
波多野こうめ君)
反対討論を行います。
国土交通省は、
標準条例の
保証人に関する規定を削除したので、各
事業主体は
住宅困窮者への
公営住宅入居に支障が生じないようにと通知が出されています。
各務原市は
連帯保証人を2人から1人としますが、
保証機関など法人のみでも認めるので問題は解決できると言っています。
しかし、様々な問題が指摘されている
保証協会を活用するなど不要です。
各務原市でも
国土交通省の通達に基づき、
連帯保証人は明確に削除すべきことを強く求めます。
よって、この
条例改正に反対をいたします。
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第26号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
委員長(
津田忠孝君) 挙手多数であります。よって、議第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第27号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼
建設管理課長(
相澤毅君) 議第27号
各務原市
手数料条例の一部を改正する条例について、説明させていただきます。
定例会議案の43ページから45ページを御覧ください。
改正条例案新旧対照表につきましては、12ページから23ページとなってございます。
建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の一部改正に伴い、
建築物エネルギー消費性能基準、これは
省エネ基準と呼ばれるものでございますが、この評価・
計算方法に簡易的なものが新たに創設されたため、
省エネ基準の認定に係る
審査手数料の規定を整備するものでございます。
施行日は公布の日からとなってございます。以上でございます。
○
委員長(
津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「なし」との声あり)
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第27号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
委員長(
津田忠孝君)
挙手全員であります。よって、議第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第28号から議第31号までの4案件を一括し、議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼
建設管理課長(
相澤毅君) それでは、議第28号から議第31号までについて、一括して説明させていただきます。
定例会議案の46ページから49ページを御覧ください。
まず議第28号
市道路線の認定につきましては、
開発行為により設置され本市に帰属した5路線について、市道那1137号線、市道那1138号線、市道那1139号線、市道那1140号線、市道那1141号線として認定しようとするものでございます。
認定する路線の位置及び形状につきましては、47ページから49ページの資料のとおりでございます。
次に、議第29号の
市道路線の廃止及び認定について、説明させていただきます。
定例会議案の50ページを御覧ください。
議第29号
市道路線の廃止及び認定につきましては、都市計画道路日野岩地大野線道路整備事業に伴う
市道路線の再編成を行うため、現況の市道那378号線を廃止し、新たに市道那378号線として認定しようとするものでございます。
廃止する位置及び形状につきましては51ページ、新たに認定する路線の位置及び形状につきましては52ページの資料のとおりでございます。
次に、議第30号について説明させていただきます。
定例会議案の53ページを御覧ください。
議第30号
市道路線の廃止及び認定につきましては、新加納土地区画整理事業に伴い、市道那429号線を廃止し、新たに市道那429号線、市道那1134号線、市道那1135号線、市道那1136号線として認定しようとするものでございます。
廃止する位置及び形状につきましては54ページを、新たに認定する路線の位置及び形状につきましては55ページの資料のとおりでございます。
最後になります。議第31号の
市道路線の廃止についてでございます。
定例会議案の56ページを御覧ください。
議第31号
市道路線の廃止につきましては、市道稲517号線、いわゆる堤防道路でございますが、これを主要地方道芋島鵜沼線へ移管するために市道稲517号線を廃止するものでございます。
廃止する位置及び形状につきましては、57ページの資料のとおりでございます。説明は以上でございます。
○
委員長(
津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(
波多野こうめ君) まず議第29号ですけれども、日野岩地大野線の道路整備事業に伴うものであるわけですけれども、始点のところですね。丸がつけられている始点ですけれども、その先にも道路形態が書かれているわけなんですけれども、この先はどういうふうになっておるんですか。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) 岐阜市になります。
◆委員(足立孝夫君) 議第31号ですが、堤防道路を県道に変えて芋島鵜沼線の一部を市道になるんだけど、そのなるほうはまだ書いてないけど。
◎次長兼
建設管理課長(
相澤毅君) 既存の芋島鵜沼線のところに関しては、既に前回のときに市道認定されておりますので、よろしくお願いします。
◆委員(
波多野こうめ君) 今のところですけれども、ここは市道を廃止して県が認定するということになるんですけれども、私たちこれ市道が変更する場合は廃止と認定と同時に出てきますので問題なくいけるというふうに見るんですけれども、これ県が認定をするのはいつですか。その県に併せて廃止の日にちが決まってくるということになるのかどうかも伺います。
◎次長兼
建設管理課長(
相澤毅君) 先ほどの件ですけど、堤防芋島鵜沼線に変わりますが、この審議についてはこの3月、県のほうで行われております。すなわち、市道の廃止と同時になりますので4月1日から道路の供用を開始するということになります。
○
委員長(
津田忠孝君) ほかございますか。
(挙手する者なし)
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(挙手する者なし)
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
最初に、おはかりいたします。議第28号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
委員長(
津田忠孝君)
挙手全員であります。よって、議第28号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、おはかりいたします。議第29号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
委員長(
津田忠孝君)
挙手全員であります。よって、議第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、おはかりいたします。議第30号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
委員長(
津田忠孝君)
挙手全員であります。よって、議第30号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、おはかりいたします。議第31号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
委員長(
津田忠孝君)
挙手全員であります。よって、議第31号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第1号中、当
委員会に所管する事項を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼
建設管理課長(
相澤毅君) それでは、議第1号 令和2年度
各務原市
一般会計予算のうち、都市建設部が所管いたします主な歳入予算からまず説明させていただきます。
予算説明書の66、67ページをお願いいたします。
15款使用料及び手数料、1項使用料、7目土木使用料2億233万6000円は、道路占用料や
公営住宅使用料などでございます。
続いて、68、69ページをお願いいたします。
2項手数料、4目土木手数料1012万1000円は、開発許可に係る審査や屋外広告物設置に伴う手数料でございます。
次に72ページ、16款国庫支出金、2項国庫補助金でございます。
さらに1枚おめくりいただき、74、75ページ、7目土木費国庫補助金9億7070万円は、
国土交通省所管の社会資本整備総合交付金などでございます。
続いて、78ページをお願いいたします。
17款県支出金、2項県補助金、2枚おめくりいただき、82、83ページ、7目土木費県補助金855万3000円は、建築物等耐震化促進事業への補助金などでございます。
次に、3項委託金、6目土木費委託金2508万3000円ですが、県管理河川の堤防除草などに対する県からの委託金などでございます。
以上で、主な歳入の説明を終わらせていただきます。
続きまして、歳出予算でございます。
予算説明書の184、185ページをお願いいたします。
8款土木費でございます。42億2940万8000円で、総額545億7000万円の
一般会計予算に対する構成比は7.8%、前年度当初予算に比べ1816万6000円の減、比率では0.4%減となってございます。
それでは、この予算説明書とともに令和2年度
各務原市予算の主な事業を参照しながら、職員給与費等を除いた主な経費について説明いたします。
予算説明書はそのまま184、185ページを、主な事業については27ページを御覧ください。
まず1項土木管理費、1目土木総務費3億2100万円でございます。
予算説明書の右端の事業名、網かけ部分を御覧ください。
土木総務費1億1869万5000円は、道路、河川、法定外公共物、
駐輪場などの管理に関する経費、道路照明、交通安全施設の整備や管理に関する経費、また急傾斜地への対策に関する経費等も計上してございます。
続いて、186、187ページ、2項道路橋梁費、2目道路維持費5億6146万9000円でございます。こちらは道路維持補修費として、道路舗装、側溝補修、道路施設の修繕などに要する費用を計上しております。
次に、3目道路新設改良費9億8574万7000円でございます。
このうち、まず市単道路改良費527万円は、市の単独事業として道路改良を行うものでございます。
次に、防衛省調整交付金事業費7497万2000円でございますが、防衛省の特定防衛施設周辺整備調整交付金を財源とする事業で、令和2年度は北部幹線と呼ばれる市道蘇北559号線、かかみ・須衛通りの市道各1号線、北清掃センター前の市道各8号線などの路線に交付金充当額に応じて老朽化した舗装の打換え工事や各種調査などを予定してございます。
続いて、地方道路整備事業費(国交省)6億5183万9000円でございます。これは
国土交通省の社会資本整備総合交付金を財源として行う事業で、予算説明書は187ページの右下から189ページの右上にかけて9つの事業が記載してございます。
これらの概要を順に説明しますと、道路維持改良費は道路施設の補修や更新を行う事業であり、主なものとして北部幹線の市道蘇北559号線、那加中通りの市道那141号線などの老朽化した舗装の打換えや道路のり面の補修を実施いたします。
その下、市道蘇南53号線道路改良事業費は、六軒駅につながる蘇原中央通りのうち、蘇原沢上町3丁目から1丁目に至る区間において、歩道のバリアフリー化を進める事業でございます。
1枚おめくりいただきまして、188、189ページをお願いいたします。
緊急対策踏切改良事業費は、蘇原六軒町2丁目のJR三柿野踏切内で歩道を新設するための詳細設計に係る費用でございます。
市道那816号線道路改良事業費は、那加メインロードとかえで通りの交差点から東に向かって国道21号まで、歩道の設置を行うものでございます。
防護柵設置事業費は、通学路をはじめとした歩道の安全対策のために歩車道を分離する防護柵を設置するものでございます。
市道各378号線道路改良事業費は、各務山土地開発に伴うアクセス経路の確保と市内交通の円滑化に向けて新たな道路を整備するもので、用地取得と入り口部となる道路工事を行う費用でございます。
市道那813号線道路改良事業費は、区画整理事業と連携しながら飛行場通りに歩道を整備する事業で、詳細設計や用地取得などに要する経費でございます。
市道川1号線につきましては、道路改良事業として道幅の狭い区間を拡幅する事業でございます。
最後になります。市道蘇北396号線道路改良事業費は、蘇原中学校へ向かう通学路に新たに歩道を整備する事業で、物件調査や用地取得などに要する費用でございます。
次に、地方道路整備事業費(防衛省)1億6266万6000円でございます。これは防衛省の防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を財源として行う事業で、2事業を予定してございます。
まず1つ目、市道蘇北390号線ほか2道路改良事業費は、かえで通りと岐阜鵜沼線の交差点から北へ向かっておがせ街道までを道路改良するもので、令和3年度までの2か年の債務負担により道路改良工事を実施する費用でございます。
続いて、市道鵜941号線道路改良事業費は、かかみの通りの郷戸池西からにんじん通りまでの交差点までを拡幅するもので、測量や物件調査、詳細設計などに要する費用でございます。
主な事業のほうは28ページを御覧ください。
県道改良費9100万円でございます。岐阜鵜沼線や犬山東町線バイパスなどにおける県施行の道路改良事業に伴う負担金でございます。
続いて、5目橋梁新設改良費2億2845万6000円でございます。これは橋梁や歩道橋の長寿命化を図るため、道路法に定められた定期点検を行うとともに、年次計画に基づき補修耐震工事を実施するもので、令和2年度は90橋の点検と3橋の設計、また耐震補強、補修、撤去など3橋の工事を予定してございます。
次に、3項河川費、1目河川総務費6534万9000円でございます。
このうち河川管理費3170万1000円につきましては、普通河川の管理に関する経費のほか、木曽川に係る樋管管理業務や県河川堤防除草業務などに要する経費を計上してございます。
予算説明書を1枚おめくりいただきまして、190、191ページをお願いいたします。
2目河川新設改良費1億5449万7000円でございます。排水路維持・改良費として、排水路や調整池のしゅんせつ、除草や修繕などの
維持管理費や桐野公園での貯留施設の整備、ため池を活用した浸水への対策事業に要する経費を計上してございます。
次に、4項都市計画費、1目都市計画総務費2億6963万7000円でございます。
このうち主なものとして、まず都市計画総務費で201万8000円、都市計画に関する総括的な事務費や都市計画審議会に関する経費を、都市計画調査費6852万1000円は、コンパクトな
まちづくりを推進するための
立地適正化計画の策定や都市計画マスタープランの部分的な改訂による委託費、また那加福祉センター勤労会館駐車場の活用事業として特定公園施設、いわゆるトイレ、広場など市に移管される施設のことをいいますが、この整備に係る負担金などを計上してございます。
予算説明書を1枚おめくりいただきまして、192、193ページをお願いいたします。
2目土地区画整理費900万円は、市道那813号線道路改良関連事業として、那加住吉地区区画整理事業における計画書の策定業務でございます。
3目街路費1億4486万3000円でございます。
このうち街路管理費4213万円については、街路樹の剪定、破損箇所の修繕など街路管理に必要な経費でございます。
次に、主な事業、29ページとなります。
街路整備事業費1億273万3000円でございますが、都市計画道路の整備に要する費用で、日野岩地大野線整備事業(Ⅱ期)として、これは現在整備中の路線を北に延伸するものでございますが、用地測量と地質調査、道路・橋梁の詳細設計に要する費用を計上してございます。
続いて、4目都市下水路費388万3000円についてですが、下水路管理費として都市下水路や雨水幹線などにおけるしゅんせつや除草などの維持管理のほか、マンホール蓋などの修繕に要する経費を計上してございます。
次に、5目公園費4億6620万5000円でございます。公園管理費2億1261万9000円でございますが、市民公園や学びの森、各務野自然遺産の森などの維持管理に要する経費、またパターゴルフ場、リバーサイド21の指定管理料なども含まれてございます。
予算説明書を1枚めくっていただき、194、195ページをお願いいたします。
公園整備事業費1億8059万3000円でございます。
街区公園等整備事業費(補助)では、国交省の補助を受けて桐野公園の整備や公園施設長寿命化の工事を行います。市民公園リニューアル整備事業費では、市民公園におけるリニューアル整備の実施設計業務を行います。街区公園等整備事業費(単独)では、前渡地区サイクリングロード実施設計業務や、フェンスなどの公園施設の更新に要する経費を計上してございます。また、子ども広場整備助成費は、自治会にて管理している子ども広場の維持補修費等の一部を助成するものでございます。
続いて、6目都市開発費6070万3000円でございます。
主なものとしましては、都市開発管理費4345万4000円でございますが、鵜沼駅前と新鵜沼駅前の両広場、鵜沼空中歩道、新那加駅自由通路などの施設管理に要する経費を、都市再生整備事業費1680万1000円については、新那加駅周辺二期地区として総合体育館南の市道那729号線に乗降場を整備するための設計業務と工事費を計上してございます。
次に、7目緑化推進費2111万円でございます。緑の
まちづくり推進費としまして、緑化推進事業では公園を活用した各種イベントを、予算説明書を1枚めくっていただき、196、197ページでございます。
そのほか主なものとしまして、パークレンジャー活動推進事業ではパークレンジャーの推進を、緑化推進助成費では民有地緑化及びブロック塀撤去の助成を行います。また、花と緑コンクール事業、道端緑化運動事業、花苗配布事業など、行政と市民が一体となって市民参加の緑の
まちづくりを推進いたします。
主な事業については30ページを御覧ください。
次に、8目地区計画費7863万2000円でございます。地区計画事業費として、地区計画道路巾下16号の道路改良工事や、
各務原南7号と12号の測量業務と土地購入費などの費用を計上してございます。
次に、5項住宅費、1目住宅管理費6億1475万9000円でございます。
このうち、まず
公営住宅管理費1078万8000円は、
市営住宅3団地の維持管理に要する経費でございます。
公営住宅施設整備費6億397万1000円については、雄飛ケ丘第2住宅D、E、F棟や、旭ケ丘住宅A棟の耐震補強工事など、また雄飛ケ丘第1住宅耐震補強計画の業務委託と
市営住宅の給排水管などの施設の改善に要する経費でございます。
続いて、2目住宅建築指導費1億6064万5000円でございます。
予算説明書を1枚めくっていただき、198ページ、199ページをお願いいたします。
住宅建築指導費4223万4000円は、部管理の住宅建築指導費として住宅建築指導全般の事務的経費を、住宅建築指導費は狭隘道路整備事業に要する経費のほか、木造住宅耐震診断事業に係る派遣等の業務委託などを計上してございます。
住宅建築指導助成費は、木造住宅以外の建築物の耐震診断費用や木造住宅の耐震補強工事に係る費用を、また中山道鵜沼宿や新加納宿における景観形成のための助成金も計上してございます。
以上で、主な歳出の説明を終わらせていただきます。
続きまして、債務負担行為について説明させていただきます。
恐れ入ります。予算書8ページまでお戻りください。
第2表債務負担行為は、令和2年度以降にわたって債務を負担する行為をすることができる事項を定めようとするもので、都市建設部が所管いたします事項は9ページになります。
道路維持補修事業、市道蘇北396号線用地取得事業、市道蘇北390号線ほか2道路改良事業、
立地適正化計画策定事業、蘇原駅周辺地区用地取得事業、
市営住宅耐震補強事業、これら6つの事業でございまして、各事業の期間、限度額につきましては第2表の記載のとおりでございます。
以上で説明を終わります。
○
委員長(
津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆副
委員長(仙石浅善君) 主な事業の27ページ、予算書185ページ、土木管理費、土木総務費の交通安全施設整備事業ですが、どのような事業か、内容をちょっと教えてください。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) 道路反射鏡、いわゆるカーブミラーの設置とか、あとは区画線の設置に関する費用でございます。
◆委員(
横山富士雄君) 185ページの急傾斜地崩壊対策事業について、説明をしてください。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) この事業ですが、これは
各務原市の地域防災計画で指定されております災害時の活動拠点とか、あとは避難関連施設が土砂災害特別警戒区域、いわゆるレッドゾーンに指定されているような尾崎地区とか、あとまだ手力地区とかあるんですけれども、において斜面の崩壊を防止する構造物を構築する事業としております。以上です。
◆委員(
波多野こうめ君) 今回、尾崎地域についての予算化ですよね。具体的に何をするんですか。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) 今回の予算要求の中の内容としましては、尾崎地区の先ほど言った土砂崩壊を防止する構造物の測量設計を行います。
◆委員(
波多野こうめ君) 山に、落ちてこないような構造物を造るということですか。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) 急傾斜なもんですから、傾斜がきついですよと。そういった傾斜が崩れることがないように、傾斜ののり尻、一番下のほうなんですけれども、そこに支える構造物を造ることと、あとはのり面が動く場合がありますので、それをのり枠工法とかで抑えていくというような工法を使うのが一般的。今回につきましても、そのようなやり方で実施していこうと考えております。
◆委員(
波多野こうめ君) この尾崎地域の要配慮者関連施設があるからなんだというふうに予算概要やったか何かで書かれていたんですけれども、そうするとさっき言われたレッドゾーンはほかの地域もあるわけなんですけれども、今後そのレッドゾーン地域について、そういう要配慮者関連施設のところについてはこういう工事が行われるということですか。
◎次長兼
建設管理課長(
相澤毅君) 今後の工事のことについては、取りあえず今回については要配慮施設、それからそこに地域防災計画に位置づけられた避難所が有事の際に避難所に土砂が崩れては大変なことになりますので、それを守るために行う。それと、崩れるのり面が
各務原市所有ののり面ということも含めて、そののり面を管理するのは
各務原市ですので、そういう意味でその指定場所については現在は2か所ということになってございます。それを順次計画的に整備していく予定でございます。
◆委員(
波多野こうめ君) その2か所というのはどこですか。
◎次長兼
建設管理課長(
相澤毅君) 先ほど
道路課長の説明もございましたが、尾崎地区、それから手力石山地区という2か所でございます。
◆委員(
波多野こうめ君) これ国も進めている事業だと思うんですけれども、国の補助金はついてないんですか。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) 現在、県の補助金と、あと国の補助金と得られるように今協議を進めているようなところです。
◆委員(足立孝夫君) 主な事業の29ページ、前渡地区木曽川周辺整備事業670万円、これ実施設計900メーターと書いてあるんやけど、いわゆる
各務原大橋のところに公園があるんやけど、そこから東へ900メーターやけど堤防のどの辺を通すつもりやね。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) 今、計画の構想を練っているところでございまして、まだその位置につきましては現在検討しているところでございます。
◆委員(
波多野こうめ君) 関連ですが、ホームページなんかを見るとサイクリングロードを延伸して愛岐大橋までつなぐんだと。その途中にマーケットサウンディングにして、喫茶とか売店だとか、そういうものも造るんだというようなことで、そういう参入業者というか何かに呼びかけをして募集しましたよね。募集要項が出ているんですけれども、その募集に応募してきた人というのはあるんですか。
(「この事業には関係ない」との声あり)
○
委員長(
津田忠孝君)
波多野委員、予算に関係ないところは、どんなふうでも関連づけれちゃうんで、今回、簡潔にやっていきたいので予算に関係ないところはちょっと御遠慮願いたいと思います。
◆委員(
波多野こうめ君) そんなこと言ったら何も質疑できない。
○
委員長(
津田忠孝君) できます。
◆委員(
波多野こうめ君) 事業を聞いています、どういう事業を行うのか。
(「だから、670万円の事業だけや」との声あり)
○
委員長(
津田忠孝君) ほかの質疑はありますか。
◆副
委員長(仙石浅善君) 主な事業の27ページ、予算書の189ページ、道路橋梁費の道路新設改良費、地方道路整備事業費(国交省)、これの市道各378号線道路改良事業の今年度の事業内容を教えてください。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) 今年度につきましては、補償を含めて道路用地を6件取得する予定としております。
これ以外には、各務山開発に必要となる造成工事に必要な進入路を確保するために、山の前の通りから北へ270メートル区間の道路整備の工事を行うものであります。
◆委員(
横山富士雄君) 191ページの排水路改良費、この中に桐野公園貯留施設整備事業が入っていますけれども、この整備事業について教えてください。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) こちらのほうは、桐野公園は来年度工事を行いますが、その中で貯留施設を設けるということで、地形条件や費用対効果など考慮いたしまして表面に貯留をするという手法で整備を行いますが、こちらのほうは上流の桐野地区の浸水被害を軽減するということでございます。以上です。
◆委員(
横山富士雄君) 今言われたように、築堤式で行うということでよろしいでしょうか。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) 表面にためるということでございます。
◆委員(
横山富士雄君) 表面にためるということは、周りを囲うという形で表面にためるということですか。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) はい。
◆委員(
横山富士雄君) それを造ることによって、桐野地区の浸水という部分がどの程度抑えられるものなんですか。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) 効果のほうは、はっきり言いまして、やってみないと分からないところがございます。実際は、この公園の位置というのは川のすぐ近くにございますので、その上流、普通は下流のほうで軽減されるということが効果は大きいと思うんですけれども、実際は岩地川の負荷の軽減といいますか、そちらのほうが大きいかなというふうには思っておりますので、ただどれぐらいかと申されてもなかなかそれを数字で表すということは難しいと考えております。
◆委員(
波多野こうめ君) 主な事業の28ページの都市計画費で那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業だとか、公園費の中にもありますが、賑わい創出事業が行われるわけですけれども、具体的に新年度はどういう事業内容かということをお聞きしたいと思います。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) 来年度については、まず那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業につきましては、具体的に事業者が決まりまして施設の建設に入ります。これに伴う負担金の予算を計上しております。
市民公園リニューアル整備事業につきましては、本年度基本計画の策定を行っているところでございますが、来年度、その結果を受けての実施設計ということで予算計上しております。以上でございます。
◆委員(
波多野こうめ君) 民間事業者と協働してという形になるわけですけれども、市がどこまでやるのかということと、それから民間事業者はどこまでやるのか、教えてください。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) 現在、民間事業者が入りますのは那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業のみでございます。
こちらについては施設の建設は全て民間事業者で行うんですが、敷地の中で民間事業者が収益を上げる部分と市が管理すべき公園部分、こちらを分けまして、市が管理する部分について民間事業者に建設をしていただくんですが、その分に関して上限の範囲内で負担金を支出するという内容です。以上です。
◆委員(
波多野こうめ君) その負担金を支出する割合みたいなのは決まっているんですか。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) これは事業者の提案に基づきまして、募集の段階で上限を4000万円としております。この範囲で市の負担額を超える内容の
公共施設を造っていただくということが条件になります。以上です。
◆副
委員長(仙石浅善君) 主な事業の27ページ、防護柵設置事業ですが、あと何か所行うかということをちょっと教えてください。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) ここの来年度要求させていただいていますものは、交差点ではなくていわゆる単路部、直線部分での防護柵を予定しておりまして、ここにつきましては約4200メートルほど設置する予定になっております。
◆副
委員長(仙石浅善君) 年内には、もうその事業というのは完了するんですか。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) これも財源として国の補助金を予定しておりまして、国の配分にもよります。予定どおり配分されれば終わりますし、配分が少ないようですとまた来年に繰り越すわけじゃないですけど、持ち越すというような形になると思います。
◆委員(
波多野こうめ君) 関連ですけれども、緊急安全対策事業として、この事故が起きた直後に全部調査をされて何か所あるよということを出されて、それで去年からずっとその工事を進めてこられたわけですけれども、ここでいう最初に調査をしたときに何か所か上がっているんですけれども、その箇所数と今年度までにやった部分と、その残っておる箇所数ですね、教えてください。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) 前回調査しまして、全部で106か所の交差点で安全対策が必要だというふうになっております。
今年度には24か所を既に設置しております。残った82か所につきましては、補正予算で上げてありますので、そこで実施して、いずれにしても来年度中には完成するという手順となっております。
◆委員(
横山富士雄君) 193ページの区画整理事業について、お伺いします。
市道那813号線道路区画事業を実施するに当たり、当該区域を良好な市街地として形成するため土地区画整理事業を行うと書いてありますけれども、具体的にどういう流れでいくのか教えてください。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](
澤田信浩君) 令和2年から令和5年度の期間で予定しております。令和2年度は、事業計画書と事業認可書の作成をして実施してまいります。以上です。
◆委員(
横山富士雄君) その区画という部分で、用地買収を行っていくということでよろしいんでしょうか。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](
澤田信浩君) 先ほどのからの話でありますように、市道那813号線の道路改良事業で両側に歩道を設置するわけなんです。道路幅を、東へ道路を拡幅するということで、その残地も含めて、小さい残地も残りますので有効利用ということで区画整理をやるということになっております。
◆委員(
横山富士雄君) 今、東へ幅を広くするということで、どのくらい広くされる予定ですか。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](
澤田信浩君) 今現況が幅11.7メーターなんですが、予定でいくと15メーターの道路幅員ということで、その部分を拡幅ということになります。
◆委員(
横山富士雄君) 拡幅することによって、両側歩道ができると思いますけれども、車道そのものの広さは変わらないということでしょうか。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](
澤田信浩君) そのとおりです。
◆委員(
波多野こうめ君) 主な事業の28ページの都市計画費の中の
立地適正化計画策定事業ですけれども、これ多分委託をする費用かなというふうに思っているんですが、その委託についてですが、ある程度企画や提案をこちらから出してコンサルタントか何かにお願いをするということになるのかなと思っておるんですが、どうでしょう。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](
澤田信浩君) これは令和2年度、令和3年度ということで債務負担行為も上げていますので、それで行います。令和2年度は、本市の都市構造上の課題とか
まちづくりの方針等を検討しまして、3年度に具体的な誘導方針と誘導区域等の設定を行います。
先ほど
立地適正化計画策定委員会条例も採決していただいたんですが、そこで意見をお聞きして制定してまいりたいと思います。
◆委員(
波多野こうめ君) 私、委託をするのかと思ったけど、そうではないということですね。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](
澤田信浩君) 委託です。
◆委員(
波多野こうめ君) 課題をあらかじめ上げておいて、そして委託をすると、そういうことですか。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](
澤田信浩君) いろんな基礎データ、いろんな計画がございまして、先ほど申しましたようにこれから緩やかに
都市機能を誘導していくにはどうしていったらいいかというような、先ほど言いました
各務原市の都市構造上の課題とかそういうのをいろいろデータも計画も含めまして令和2年で洗い出しまして、そこの中で方針を委託業者と
委員会も含めて意見をお聞きしながら決めていくということです。
◆委員(
波多野こうめ君) 大体の日程として、一応新年度はそういう課題だとか洗い出しなんかをやりながら、その後委託をするということになるんですか。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](
澤田信浩君) 最初に委託をしまして、そういうのを一緒に洗い出すということです。
◆副
委員長(仙石浅善君) 主な事業の28ページ、橋梁長寿命化事業の内容を教えてください。
◎次長兼
道路課長(
中村俊夫君) 来年度の橋梁の長寿命化事業につきましては、岩地川1号橋と境川5号橋、この2か所についての撤去の設計を考えております。
この2橋につきましては、自治会の役員さんに諮っていまして、おおむね御理解を頂いているようなところです。来年度には、さらなる御理解を深めていただくためにも地元の皆様方に改めて丁寧に説明をさせていただきまして、設計を進めていきたいというふうなことを考えております。
また、東羽場跨線橋につきましては、現在判定がⅢということですので、どのような補修方法があるかの検討を行います。
次に、工事につきましては境川1号橋で撤去工事を、それから西羽場跨線橋で補修工事を、それから西島橋で耐震補強補修工事を実施する予定となっております。
また併せて道路法に基づく橋梁の点検、2サイクル目の第2区域、全部で90橋を委託して点検していただくという内容になってございます。
◆委員(
横山富士雄君) 195ページ、都市再生整備事業でお伺いします。
先ほど説明がありましたけれども、令和6年まで事業が行われるということで、最終的にどういう形になっていくのか、説明をお願いします。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](
澤田信浩君) 新那加駅周辺二期地区都市再整備事業では、一期に引き続きまして駅周辺の病院や郵便局の生活関連施設への歩道整備や、那加第三小学校への通学路整備と体育館通りのJR長塚踏切がございまして、そこの前後に待ち場がございませんのでそこの待ち場の整備と、来年度、令和2年度は新設しました北口のエレベーターですね、自由通路の。そこの西側に昇降場の整備を行います。
◆委員(
横山富士雄君) 今説明がありました待ち場の、待機場所がないということで整備されるということですけれども、どのくらいの場所の確保ができるんでしょうか。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](
澤田信浩君) 今JRの踏切付近は全くありませんので、これから用地買収をかけまして、待ち場ができるというか前後通せる幅員で整備をするということで考えております。
◆委員(
横山富士雄君) これいわゆる狭いわけですけれども、南北両方ということでよろしいんですか。JR、いわゆる北側、南側という部分で。
◎参与[
都市計画課長事務取扱](
澤田信浩君) 今は南北両方ともということで、体育館通りの踏切は考えております。
◆委員(
波多野こうめ君) 予算書の192、193ページの都市計画総務費の中の18節負担金、補助及び交付金がありますけれども、負担金として各種団体等に対するものというふうに書かれていますので、具体的にどういう団体に幾らなのか、主なものを上げていただきたいと思います。
◎
土地活用推進室長(遠藤徹君) 負担金4346万6000円、このうち主なものは那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業の事業者に対する負担金4000万円でございます。
◆委員(
波多野こうめ君) 95ページの雑入でちょっと説明がなかったんですが、土木費雑入ですが、その中に施設命名権料165万円というのがありますが、これはどこの施設のものなのか伺います。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) こちらはリバーサイド21パターゴルフ場の命名権料でございます。
◆委員(
波多野こうめ君) それで、このネーミングライツの負担金ですけれども、どういうふうにこの金額が決まっているんですか。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) こちらは入札によるものでございます。以上です。
○
委員長(
津田忠孝君) ほかございますか。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) 先ほど、横山市議の桐野公園の質疑の中で、貯留施設の方式について築堤式かという質疑につきまして、ちょっと補足させていただきたいと思いますが、築堤式といいますと要はコンクリートなどで周りを固めてやる方式かと思うんですが、桐野公園につきましてはそのようなコンクリートじゃなしに土羽で対応したいなというふうに思っております。以上です。
◆委員(
横山富士雄君) 高さはどれぐらいになるんですか。
◎
河川公園課長(奥村仁志君) 最大で30センチです。
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
◆委員(
波多野こうめ君) 議第1号中、当
委員会に付託をされました案件について、
反対討論を行います。
屋外広告物設置許可申請手数料は、事業者の営業広告を規制し、手数料を徴収することは表現の自由の規制であり、厳しい営業下、広報活動の足かせになるもので反対をいたします。
市道各378号線の道路改良事業は、各務山土地開発事業に伴うものであり、反対をいたします。
立地適正化計画策定事業についても、先ほど議第23号と同様の理由で反対をいたします。
前渡地区木曽川周辺整備事業、平成27年度に基本計画を策定いたしましたが、昨年度から新たな計画を策定し直しています。今後は、木曽川沿いのサイクリングロードを延伸し、その拠点に民間活力の導入も視野に入れてマーケットサウンディングを行うとしています。そもそもPFI事業ですけれども、本来、民間資金、技術などを使い
公共施設の整備を進めるもので、整備費や管理費を税財源以外の収入により費用を回収するというのが目的となります。
しかし、税財源に依存しない事業は全国的にも少ないのが現実となっています。そのため、事業官庁である内閣府の特別機関である民間資金等活用事業推進会議が決定した文書ですら法の本来の目的が必ずしも十分に達成されているとは言い難い状況にあると指摘をしています。ここに根幹的矛盾があります。
サイクリングロードを愛岐大橋まで延伸するということですが、民間活力を導入した拠点づくりに反対をいたします。
那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業等ですけれども、民間活力を取り入れた公園施設を整備するということです。今年度、2週間ほどの社会実験を行い、一定のニーズが確認できたとして推進する判断をいたしました。公募設置管理制度、Park-PFIは飲食店など公園内の施設から生じる利益を活用して、周辺の園路、広場など公園施設の整備改修等を一体的に行うものです。民間参入でもうけを中心とした手法です。収益が上がらなければ撤退することもあり得ます。
そもそも市民の財産を民間のもうけの対象にすることはやめるべきで、この事業に反対をいたします。以上です。
◆副
委員長(仙石浅善君) 議第1号 令和2年度
各務原市
一般会計予算中、当
委員会に付託された項目について、賛成の立場で討論いたします。
後期基本計画の初年度となる令和2年度当初予算は、地域力推進予算と銘打たれ、地域力が最大限発揮されるよう地域の課題解決のための予算となっております。
まず都市基盤整備事業として、市道各378号線道路改良事業は、地域住民の念願であった各務山を南北に縦断する道路を整備することで市内交通の円滑化を図るものです。令和元年度に引き続き道路用地の取得を進めるとともに、一部の区間で工事を着工するための予算となっております。
防護柵設置事業では、大津市での痛ましい事件を受け、幼児や児童をはじめとする歩行者の安全を確保するための事業です。令和元年度、市内全域で緊急調査を実施し、早急な対策が必要な箇所は既に施工が完了していますが、令和2年度ではさらなる安全確保のための対策が必要な箇所に対して防護柵等を設置する予算です。
交通安全施設整備事業は、警察と学校、市が一体となって実施する通学路交通安全プログラムに基づき安全点検を実施し、路肩のカラー舗装や交差点の待ち場スペースの確保を行うなど、市民が安心して暮らせるまちの実現のための予算です。
にぎわい創出である那加福祉センター勤労会館駐車場活用事業では、令和元年度に引き続き利用者のニーズを踏まえた市民公園リニューアル整備事業をはじめとした市民公園から学びの森一帯のにぎわいの創出を図って、魅力ある都市の形成につながる予算です。
また、いつ来るかではなく必ず来る大規模地震に備えるため、
市営住宅耐震補強事業、橋梁長寿命化事業では、耐震補強・補修工事、橋梁点検等が計画的に行われるほか、最近の記録的な豪雨による内水氾濫に備えるため、排水路改良事業については雨水の貯留機能を備えた桐野公園整備事業や農業用のため池を活用したため池活用浸水対策事業など、降水時に集中的に流出することを少しでも防ぐための施策であります。
そのほかの事業につきましても、当面の行政需要に対応する予算となっており評価できるものであります。
以上のことから、議第1号中、当
委員会に付託された項目について、賛成いたします。以上です。
○
委員長(
津田忠孝君) ほかございますか。
(挙手する者なし)
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第1号中、当
委員会に所管する事項を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
委員長(
津田忠孝君) 挙手多数であります。よって、議第1号中、当
委員会に所管する事項は原案のとおり可決すべきものと決しました。
これより暫時休憩いたします。
(休憩) 午前11時26分
───────────────────────────
(再開) 午前11時27分
○
委員長(
津田忠孝君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
続いて、議第5号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼
水道総務課長(小島剛君) それでは、議第5号 令和2年度
各務原市
水道事業会計予算について、御説明いたします。
予算書の27ページを御覧ください。
第1条は総則です。
第2条は業務の予定量で、(1)給水戸数、6万2300戸、(2)年間総給水量、1705万9000立方メートル、(3)1日平均給水量、4万6737立方メートルです。(4)の主要な建設改良事業として、改良事業費の総額11億8464万6000円を予定しております。
第3条は、収益的収入及び支出の予定額です。
水道事業収益は合計28億8797万円で、水道事業費用は合計24億7026万9000円です。
次に、第4条は、資本的収入及び支出の予定額です。
資本的収入は、合計2億460万7000円です。
1枚おめくりいただきまして、次の28ページを御覧ください。
資本的支出は、合計15億960万8000円でございます。
第5条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合を、営業費用と営業外費用との間と定めるものでございます。
第6条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費と交際費を定めるものでございます。
第7条は、棚卸資産の購入限度額は3680万円と定めます。
予算説明書につきましては、359ページから水道事業について記載しております。
また、別冊の令和2年度
各務原市予算の主な事業の63ページから、水道事業について記載しております。
これらの内容について、本日お配りしております令和2年度
各務原市水道事業予算概要で御説明いたします。
まず①は方針です。
裏面に移りまして、②の予算額と③給水人口・戸数・給水量・有収水量については、先ほどの予算書の説明と重複しますので省略しまして、次の④収益的支出・資本的支出についてですが、収益的支出は前年度予算対比95.83%の24億7026万9000円を計上しています。前年度に比べて1億750万2000円の減少です。主な要因は、修繕費で約1億700万円、支払利息が約1200万円減少したことです。資本的支出は、前年度予算対比108.76%の15億960万8000円を計上しております。前年度に比べて1億2159万1000円の増加です。主な要因は、水道管路の更新、耐震化、水道施設の耐震化などの改良事業費が約1億2390万円増加したことです。
⑤収支の内訳ですが、収益的収支、消費税抜きの金額です。水道事業収益の合計は26億5558万1000円です。
内訳としましては、給水収益、これは水道料金収入でございますが、20億8172万4000円で、それ以外の収益といたしましては給水負担金等その他が3億6350万9000円、長期前受金戻入が2億1034万8000円です。その下の水道事業費用の合計は22億6936万5000円でございます。費用科目の金額と構成割合は記載のとおりでございます。
次に、水道事業収益から水道事業費用を差し引いた残りが右端の薄だいだい色の部分、これが純利益でございまして、3億8621万6000円を予定しています。
次に、資本的収支でございますが、資本的収入は負担金等2億460万7000円です。その下の資本的支出ですが、合計額は15億960万8000円です。資本的収入から資本的支出を差し引きますと、資本的収入の右側、オレンジ色の部分でございますが、13億500万1000円の資本的収入不足額が生じます。この不足額は、消費税等収支調整額、過年度分損益勘定留保資金で充当します。
裏面に移りまして、⑥主な事業につきましては、(1)水道施設基本構想策定業務委託として488万4000円、水道事業をより一層経済的、効率的に維持していくために、将来の配管経路を含む施設、設備の更新計画をこれまで以上の長期的な視点に立って基本構想として策定します。
(2)水道管路の更新・耐震化として14億460万円、これは市内全域で口径75ミリ以上の管路耐震化工事を1万3378メートル施工します。このうち、重要な管路であります基幹管路耐震化工事1792メートルの施工も含みます。
(3)水道施設の耐震化として6404万2000円、これは水源地や配水池等の水道施設を順次耐震補強します。
(4)水道施設の更新として1億3966万7000円、水道水の安定供給のため、設備の更新整備を図ります。
(5)水道施設の維持改修として6113万5000円、経年劣化した施設や機器の改修を行います。以上でございます。
○
委員長(
津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(
波多野こうめ君) 今の予算概要の説明ですが、③の年間総給水量ですけれども、年々減少をしているわけですけれども、令和1年と令和2年は増加をしていると。これ見込みと予算というふうに分けられていますけれども、そういうふうになっている理由は何ですか。
◎次長兼
水道総務課長(小島剛君) 予算ですので、足りないといけませんので少し多めにということで見積もっております。以上です。
◆委員(
波多野こうめ君) 伸びてくるということではないということですね。
◎次長兼
水道総務課長(小島剛君) そのとおりでございます。
◆委員(
波多野こうめ君) 4番の収益的支出と資本的支出についてお伺いしたいんですけれども、今説明を聞くと収益的支出で修繕費が1億円ぐらい減少をしたんだというふうに言われたわけですけれども、これ収益的支出にするのか資本的支出にするのかということなんですよね。資本的支出のほうは逆にプラス1億円というふうになっているわけなので、どういうふうにするのが、例えば収益的支出にすれば当該年度で算入ということになるわけですよね。逆に、資本的にしておけば減価償却ということになっていくわけですので、どちらにするのがいいのかという考え方について聞きたいと思います。
◎次長兼
水道総務課長(小島剛君) 水道管の工事ですけれども、口径50ミリ以下は修繕費扱いで口径50ミリより上が、口径75ミリになりますので、75ミリ以上は資本的支出の取扱いをしております。以上でございます。
◆委員(
波多野こうめ君) 予算書の職員のところですけれども、364ページです。
給与費明細書ですけれども、新年度から会計年度任用職員が導入をされるということで人数の書き方が変わってきていますので、ちょっとその辺のところを説明していただきたいんです。会計年度任用職員が何人で、正職員が何人でという形で。
◎次長兼
水道総務課長(小島剛君) 今364ページを見ておりますので、次の365ページのアのところで、会計年度任用職員以外の職員というので書いてあります。
その次のページの366ページに会計年度任用職員ということで、今年度は3人というふうに充てております。
令和2年度から会計年度任用職員の制度が開始されますので、それに伴って予算書のほうも規則とかそういったことでこのような様式になっております。以上です。
◆委員(
波多野こうめ君) 今年度までの臨時とか嘱託で採用されていた方の人数と、どのように変わりますか。
◎次長兼
水道総務課長(小島剛君) 今現在、嘱託で令和元年度は3人です。
次、会計年度任用職員の予算も3人で見てあります。
◆委員(
波多野こうめ君) 人数的な構成は変わらないというふうに見ていいですか。
◎次長兼
水道総務課長(小島剛君) そのとおりでございます。
○
委員長(
津田忠孝君) ほかございますか。
(「なし」との声あり)
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」との声あり)
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第5号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
委員長(
津田忠孝君)
挙手全員であります。よって、議第5号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議第6号を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
◎次長兼
下水道課長(山本卓哉君) それでは、議第6号の御説明をさせていただく前に、冒頭に、昨日配付させていただきました下水道事業の債務負担行為調書につきまして、私どもの手落ちによりまして当初予算書から抜け落ちがございましたことにつきまして、この場をおかりして深くおわび申し上げます。
今後は、二度と繰り返すことのないよう、二重三重にチェックして事務事業に当たる所存でございます。誠に申し訳ございませんでした。
それでは、議第6号 令和2年度
各務原市
下水道事業会計予算について、御説明をいたします。
予算書の29ページを御覧ください。
第1条は総則です。
第2条は業務の予定量で、(1)排水戸数、4万1804戸、(2)年間総排水量、1127万8915立方メートル、(3)1日平均排水量、3万901立方メートルでございます。(4)の主要な建設改良事業として、建設改良費の総額23億6190万6000円を予定しております。
第3条は、収益的収入及び支出の予定額でございます。税込みで記載しております。
下水道事業収益は、合計27億7366万4000円でございまして、下水道事業費用は、合計27億3970万9000円になっております。
次に、第4条は、資本的収入及び支出の予定額でございます。
資本的収入は、合計26億5249万5000円でございます。
1枚おめくりいただきまして、次の30ページを御覧ください。
資本的支出は、合計33億9095万8000円でございます。
第4条の2は特例的収入及び支出でございます。
公共下水道事業特別会計が令和2年3月31日をもって終了することに伴いまして、当該特別会計において発生した債権及び債務に係る未収金2億4221万4000円及び未払金9929万9000円を特例的収入及び支出として公営企業会計に引き継ぐものでございます。
第5条は、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を定めております。事項は、水洗便所等改造資金の融資に係る利子補給金、期間は令和2年度から令和6年度までで限度額は12万6000円といたします。
第6条は、企業債を起こすことができる目的を定めようとするものでございまして、各事業の限度額、起債の方法、利率及び償還の方法につきましては表のとおりでございます。公共下水道事業ほか2件を計上しております。
次に、31ページを御覧ください。
第7条は、一時借入金の借入れの限度額を15億円と定めようとするものでございます。
第8条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合を、営業費用、営業外費用、特別損失との間と定めるものでございます。
第9条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費を定めるものでございます。
第10条は、一般会計からの補助金について、6億2824万8000円と定めるものでございます。
予算説明書につきましては、389ページから413ページにかけて記載しております。
また、別冊の令和2年度
各務原市予算の主な事業の67、68ページに主な事業について記載しております。
これ以降は、本日お配りしておりますカラー刷りの資料、令和2年度
各務原市下水道事業予算概要で御説明をいたします。
まず1.予算の方針でございます。
おめくりいただき裏面に移りまして、2の予算額と3の排水人口・戸数・排水量・有収水量については、先ほどの予算書の説明と同じになりますので省略をいたします。
右側のページに移りまして、4.収支の内訳でございます。
まず3条予算と言われます収益的収支でございますが、消費税抜きの金額で記載しております。
下水道事業収益の合計は26億4333万5000円です。
内訳としましては、下水道使用料13億414万8000円、それ以外の収益といたしましては繰入金等が7億2921万7000円、また現金収入を伴わない収益、長期前受金戻入が6億997万円となっております。その下の下水道事業費用の合計は26億1523万3000円でございます。費用科目の金額と構成割合は記載のとおりでございます。
次に、下水道事業収益から下水道事業費用を差し引いた残りが右端の黄色の部分、これが純利益でございまして、その額は2810万2000円を予定しております。
次に、4条予算と言われます資本的収支、これは税込みでございますが、合計は26億5249万5000円です。
内訳としましては、企業債16億8390万円、国庫補助金7億6090万2000円、負担金等1億1009万9000円、繰入金9759万4000円でございます。その下の資本的支出は、汚水建設改良費が15億3337万円、雨水建設改良費が6億7693万7000円、償還元金が10億2905万2000円、流域建設負担金が1億5159万9000円で、合計額は33億9095万8000円となります。
資本的収入から資本的支出を差し引きますと、資本的収入の右側の白抜き文字で濃い灰色の部分でございますが、7億3846万3000円の資本的収支財源不足額が生じます。この不足額は、収益的収支の減価償却費と長期前受金戻入の差額である現金を伴わない収入・支出の差7億8740万7000円により補填をいたします。
5.主な事業につきましては、(1)流域関連公共下水道事業変更計画策定事業として2165万2000円を、上位計画である木曽川右岸流域下水道事業計画の変更に併せ市の計画を策定いたします。
(2)です。汚水管渠布設事業として9億5617万9000円。
ここで別に配付いたしましたA3の「
各務原市公共下水道計画図(汚水)」を御覧ください。
図面中、青色塗り潰しの部分は、令和元年度から2年度に繰越しをして事業を行っていく予定の区域、赤色塗り潰しの部分が令和2年度予算によって未普及解消事業による工事を行う区域でございまして、工事箇所については概要に記載のとおりでございます。
(3)下水道長寿命化事業として3億1027万7000円を計上しております。
お手元の図面の黄色の部分で、同じく工事箇所については概要に記載のとおりでございます。
(4)管渠耐震化事業として1億4902万円、図面では黄緑色の線で表現しておりますが、これらは
各務原市総合地震対策計画に基づき重要な幹線管渠の耐震補強を実施するもので、主にマンホールと管渠の接続部に可撓性を持たせるための工事を行います。
(5)マンホールトイレ整備事業として2011万円、図面では黄緑色の丸で表現してございます。総合地震対策計画に基づき、1次避難所となっている市内小中学校18校のうち、下水道が既に整備されている14校に令和2年度から令和5年度までの4か年でマンホールトイレ設置のための工事を行うものでございます。
(6)雨水管渠整備事業は2億2185万円、これは雨水の浸水被害を軽減するため雨水渠の整備工事を行うものでございまして、令和2年度は伊吹第2雨水幹線、楠第1排水路、那加東亜町地区排水路の整備を行います。
最後に、(7)雨水貯留施設整備事業として4億4040万5000円、これは学校の校庭を利用して一時的な雨水貯留施設の整備を行うものでございます。令和2年度は、那加第一小学校、蘇原中学校、鵜沼中学校の整備を行います。
最後に、昨日お配りさせていただいた債務負担行為調書を御覧ください。
401-2、401-3ページでございます。
債務負担行為は、令和2年度以降にわたって債務を負担することができる事項を定めようとするものでございまして、受益者負担金システム更新事業、水洗便所等改造資金の融資に係る利子補給金、公共汚水ます等設置事業など6案件でございまして、期間及び限度額につきましては記載のとおりでございます。
以上で、令和2年度
下水道事業会計予算の説明を終わります。
○
委員長(
津田忠孝君) 以上で説明は終わりました。
これより委員の質疑を許します。
質疑はありませんか。
◆委員(
波多野こうめ君) 4の収支の内訳ですけれども、繰入金等ということについてなんですけれども、一般会計からの繰入れということで、この繰入れの中には雨水対策として繰り入れられている分、それから汚水の対策として繰り入れられている分とそれぞれあると思いますが、この繰入額のその金額の汚水対策と雨水対策の違いというか、幾らなのか聞きたいと思います。
◎次長兼
下水道課長(山本卓哉君) 408ページを開いていただきたいと思います。
408ページの下水道事業収益の3です。
雨水処理負担金1億22万3000円、これが雨水処理に係る負担金でございます。
その下、営業外収益の2番の他会計補助金ですが6億2824万8000円、これが汚水に係る分でございます。
◆委員(
波多野こうめ君) 雨水の分もお願いします。
◎次長兼
下水道課長(山本卓哉君) 雨水が1億円で、汚水が6億円。
◆委員(
波多野こうめ君) それで、汚水分として国が最低基準150円未満、150円に達していない部分についての基準内と基準外として繰り入れられていると思うんですが、その金額を教えてください。
◎次長兼
下水道課長(山本卓哉君) 基準外繰入れの金額は2億8000万円ほどです。基準内繰入れは総額で5億4000万円ほどでございます。
◆委員(
波多野こうめ君) 394ページの職員についてですけれども、先ほどと同様にお聞きしたいと思います。まず職員数と、それから会計年度任用職員の数を教えてください。
◎次長兼
下水道課長(山本卓哉君) 職員数が17名で、会計年度任用職員が2名でございます。
◆委員(
波多野こうめ君) その人数は、今年度と比べてどういう変化になっていますか。
◎次長兼
下水道課長(山本卓哉君) 今年度に比べ、令和2年度は正職員が1名増えております。
◆委員(
波多野こうめ君) 今年度は16名だったけど、新年度は17名になるということでいいですか。
◎次長兼
下水道課長(山本卓哉君) はい、そのとおりでございます。
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって質疑を終結いたします。
これより討論を許します。
討論はありませんか。
◆委員(
波多野こうめ君) この
下水道事業会計予算ですけれども、新年度、新たに公営企業会計が導入をされるということで、公営企業会計では民間の企業と同じように1年間の経営成績を示す損益計算書や財産の構成などを示す貸借対照表など、財務諸表を作成することとなりました。
国が進める下水道の企業会計への移行は、その狙いが一般財源の支出削減と独立採算制の強化にあることは明白です。国は使用料を最低基準、1立方メートル当たり150円に引き上げることを求め、一般会計からの繰入れに制限をかけています。使用量は負担能力に関係なく、家族が多ければより多くなります。下水道の施設整備及び維持更新に係る費用は、長期にわたり多額の投資が必要であり、下水道法に基づく公共性を図るには、負担能力に応じた税金、いわゆる一般財源を自治体の裁量によって繰入れできる特別会計方式を継続すべきであり、企業会計方式へ移行したことに対して反対をいたします。
新年度予算について、公営企業会計の導入がされた最初の年であるということから反対をいたしますが、今後は反対を続けることに政治的意味はあるものの現実的ではないため、今回のみの対応といたします。以上です。
◆副
委員長(仙石浅善君) 議第6号 令和2年度
各務原市
下水道事業会計予算について、賛成の立場で討論いたします。
今後、
人口減少により使用料収入が減少傾向になり、経営環境が厳しさを一層増していくと予想される中、下水道事業を継続的かつ安定な運営としていくため、また施設を強靱化していくための工夫が見られる公共企業会計予算となっております。
また昨今、豪雨被害等に鑑み、雨水による浸水被害を軽減するための対策として、蘇原地区などの雨水渠整備事業を着実に実施するとともに、雨水貯留施設整備事業においても積極的に整備を行う取組を高く評価いたします。
今後、下水道事業の安定経営に対する努力を引き続き期待して、本議案に賛成いたします。以上です。
○
委員長(
津田忠孝君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
おはかりいたします。議第6号を原案のとおり可決すべきものに賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
委員長(
津田忠孝君) 挙手多数であります。よって、議第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、
議会閉会中の
継続調査について、おはかりいたします。
当
委員会の所管事務調査として、行政視察を実施することとし、お手元に配付しました写しのとおり、議長に対し
議会閉会中の
継続調査の申出をいたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「なし」との声あり)
○
委員長(
津田忠孝君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたします。
なお、調査事項、目的、方法及び期間につきましては協議会で協議いたします。
以上で、当
委員会に付託された案件は全部議了いたしました。
おはかりいたします。
委員会報告書並びに
委員長報告の作成はどのように取り扱いますか。
(「正・副
委員長一任」との声あり)
○
委員長(
津田忠孝君) 正・副
委員長一任との声がありましたので、
委員会報告書並びに
委員長報告の作成はそのように取り扱います。
以上で
建設水道常任委員会を閉会いたします。
(閉会) 午後0時3分
───────────────────────────
この記録は正当であることを認める。
建設水道常任委員会委員長 津 田 忠 孝...